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2002年8月6日(火) 最近
おいしいおむすび屋さんを見つけて、今日のお昼もそのおむすびを買いに。
コシヒカリを使った炊きたてのご飯を目の前でおむすびにしてくれるので、ごはんはふかふか柔らかくてあったかくて、具もお好みがたくさん選べて、店員さんも若いかわいい女の子ばかりで、かなりのお気に入り。
作ってもらう間、番号札を持って待つのだが、私の直前に待っていた一組の親子連れの会話が耳に入って来た。
幼稚園児くらいの女の子を筆頭に、手を引いた3歳くらいの男の子とバギーに乗せた乳児、計3人の子供のおかあさんは、さすがにちょっとお疲れぎみに見えた。
「おかあさんは、○○と○○に行くから、あなたはここで受け取って駅まで来てね」
言われた女の子は、まだ幼稚園児くらいの幼さだったが、戸惑いもせず「うん」と答えている。
「じゃ、頼んだわね」
「うん!」と元気に答えた女の子は、お母さんの後ろ姿を目で追うこともなく、本屋さんの袋のなかから本を取り出して眺め始めた。
やがて、彼女の番号が呼ばれ、店員の「7コでございますね」の声に、ショウケースにぶら下がるようにして「はいっ」と答えながら、彼女の体にはやや大きめの袋に入ったおむすびを受け取ると、まっすぐ顔を上げて、いくぶん大股に歩きながら立ち去っていきた。
きっと、歳の近い弟たち2人のいる暮らしの中で、お母さんの代わりをすることが自然に身に着いているのだろうなぁと、ほほえましいというより、信頼し合っている親子の姿が神々しく見えた。

私の実家には、妹が同居して、中学生になった長男と小学校5年の次男がおり、「最近やっと子供達だけで留守番させられるようになったわ」と言う妹に「あんた甘やかし過ぎやわ」と笑うが、いつもおばあちゃんが家にいる家なら、それも無理からぬことだろう。
その分、妹たちの子供は心優しくて、私の母をとても大切にしてくれる。到来物は、まずおじいちゃんのお仏壇にお供えすることは、生まれつき身に着いているかのようだ。母が気楽に暮らせるのは妹たちが同居してくれているおかげ。

うちの子たちも、「正木クンったら、雨が降ってきたら『わぁ、洗濯物が!』って、すっ飛んで帰るのよ」と笑われるほど、主婦代わりを務めてくれた。
おかげで、いつでも隆司は主夫になれる。

子供は、与えられた環境の中でしか生きられないけれど、与えられた環境に翻弄されることなく挑んでいけば、その環境によってこそ育てられるものだと、思ったことだった。

DCIに参加する団体のメンバー総数は何人くらいなのかしら。
そのひとりひとりが、与えられた環境の中で、今年もきっと何かをつかんでいるだろう。
みんなの成長した姿を楽しみに、明日、Madisonに向かう。

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Akiary v.0.42