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2001年11月2日(金) 舞生ちゃんのお誕生日
BBS上ですでに何人かの人が「おめでとう」と声をかけてくれたけれど、今日は舞生ちゃんのお誕生日。
この世に生を受けてたった8ヶ月で空の上に行ってしまった舞生ちゃんが生まれた日です。
先日、熊本を訪問して舞生ちゃんの写真がいっぱい飾られたPiro家に泊めていただきました。
舞生ちゃんがいつもPiroっちとすみちゃんと一緒にいるのがわかりました。

私がささやかに祝わせていただいているのは、社会とほとんど関わることなく亡くなってしまった舞生ちゃんの存在を一人でも多くの人に知り続けてもらいたいからです。
どの命も無駄に生まれてくる命なんてない。
舞生ちゃんのおかげで、生きていること、今あること、出会うこと..を考えることができましたから。

舞生ちゃんが亡くなって半年目の武道館で出会ったすみちゃんは、初対面の緊張もあってかあまり話してくれなかったけれど、今回の熊本では、とっても明るくて愉快な人でした。初めて会った時より若返ったような気がします。
つらい思いを越えた分、思い遣りの深いPiroっちとすみちゃん夫妻を舞生ちゃんがこれからも見守ってくれるでしょう。

舞生ちゃん、3歳おめでとう。
2001年11月4日(日) 誰のためにする?
学校のため?
母体となる集団のため?
先生のため?
指導者のため?
親のため?
いったい誰のためにやってるのかな?

自分のためであってほしい。
自分のためと言っても、わがまま好き勝手にするのではなく、自分自身に恥ずかしくない生き方であってほしい。
誰かと比較して「◯」ではなく、昨日の自分と比べて「◯」であればそれでいいんじゃないのかな?
2001年11月5日(月) 体調不良
休日明けに体調崩すのはもってのほかなんだけど、昨夜から絶不調。
何が原因なのかわからないけれど、両目の周りがかぶれたようになって腫れ上がり、さらに寝ようと横になったら激しい目眩。
体調が悪いとつい弱気になる。起き上がれない体を持て余しながら、「今入院にでもなったら、仕事止まるよなぁ。命に関わるようなことだったら、借金の返済どうしようかなぁ。保険金で賄えるかねぇ」。
どんどんマイナス方向にエスカレートする。
いけてません。
幸い、今日もどうしても動かないといけない案件があったので、体を動かしてるうちに体調も落ち着いて来た。
どうやら、サメのように絶えず動いていないといけない貧乏性ボディのようである。
2001年11月20日(火) うめきち
梅吉が亡くなった。
土曜の深夜、仕事帰りに同僚をバイクに乗せて送り届け、携帯がないことに気付いて会社に戻る途中、加納町で転倒して頭を強打したらしく、2日間の昏睡状態のなかで脳死と診断され、昨夜8時30分に人工呼吸器をはずしたそうだ。

出入りの業者まで「うめきち」とニックネームで呼ぶような誰からも好かれる子だった。
私の退職後に入社して来た子だったが、電話をすればたいてい彼女が一番に出て、たまに会社を訪れると、一番にそばに寄って来てくれ、舌足らずな喋り方が嫌味に聞こえないくらいの、明るくて素直でくったくのないかわいい子だった。
一人娘だったそうで、ご両親の哀しみはどれほどだろう。

折しも、会社はうちの会社と同じく月末の締切りを前にして、土日も全社上げて出勤している状態。
ベテランになっていた彼女のやり残した仕事は多く、今彼女にしてあげられることがあるとすれば、その仕事をやり遂げることだろう。
一つ一つ、丁寧に手帳に書き記す子だったので、事情を話すために連絡をつけていくと、どの相手も最大の協力をしてくれていると言う。
「あの子の人徳やなぁ」おちが言った。

うめきちのやり残した仕事のなかに、うちの仕事もあった。
資料がほしいと言われて土曜に送った郵便が、昨日届いたそうだ。
うめきちが事故を起こした時間には、まだポストの中にあったんだね。

25歳。早すぎる。
2001年11月28日(水) Madison Scouts
裕明が、ようやくMadison Scoutsに入れることになった。
中学2年の年に見たたった1本のビデオで人生を決めてしまった彼にとって、この6年、どんなに長かっただろう。
わけても、昨年暮れにいきなりオフィスに「経験がないが独学で練習している。Madison Scoutsでガードをやりたい」と送ったメールに「今出来るだけのことを撮ってビデオを送りなさい」と返事があり、お正月返上で撮影したビデオに「チームに入って基礎を磨き、2002年に一緒にやりましょう」という評価が返って来てからの10ヶ月は最も長く、また短くもあったんじゃないかと思う。
半年間でグローブがボロボロになって穴があくほど練習していたが、一度も「疲れた〜」とため息つくことはなかった。
一つ夢を実現させた裕明に、あっぱれと言いたい。

そして、裕明を支えてくれた数多くの人の心がこれからも彼にとってはよりどころになっていくだろう。
感謝してもしてもしきれない。
全くの初心者を仲間に迎え入れ、イチから指導していただいたGLORIAのみなさん。
JCGFの直前に、どうしても上手くできない技を毎晩のように深夜まで練習を見て下さった寺岡さん。
幾多のエピソードを伝えて下さったMadison Scoutsの先輩たち。
そして、あえて名前は出さないが、側面から支えてくださった人たち。
ありがとうございます。

裕明は、今までたどり着けなかった門をやっと開けて中に入れてもらったばかりで、これからの3年間はこれまでの6年間よりつらいかもしれない。
でも、裕明ならきっと、どんな高い強固な壁が前に立ち塞がっても、華麗に跳躍することはできずとも、きっと這い登ってでも乗り越えていけると信じている。
おめでとう。
「キミはもう僕達の家族だ」と言ってくれる新しい家族を大切に。

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Akiary v.0.42